宮城県栗原市の土地家屋調査士
おのでら事務所
よくあるご相談(建物)
増築したけれど登記を忘れていた
こんなケースがあります
「昔、父が台所を広くしたり、離れを建てたりしたけれど、特に役所に手続きをした記憶がない…」
このようなご相談は非常に多いです。固定資産税は払っていても、法務局の「登記簿」には反映されていないことがよくあります。
そのままにしておくと…
将来、建物を売却したり、相続したりする際に、書類上の面積と実際の面積が違うため、手続きが止まってしまうことがあります。
また、リフォームローンなどを借りる際に、未登記部分があると融資が受けられない場合や、災害時に解体費用の補助金を受けられない可能性があります。
一般的な手続きの流れ
現地調査・測量
土地家屋調査士が現地へ伺い、建物の現在の形や広さを正確に測ります。
資料の収集
「いつ増築したか」「誰が所有者か」を証明するための書類(工事の契約書や、固定資産税の証明書など)を集めます。
登記申請
法務局へ「表題部変更登記」を申請します。これが完了すると、登記簿の情報が正しいものに書き換わります。
手続き完了後
登記簿と現状が一致することで、売却や相続の手続きがスムーズに進められるようになります。
将来のトラブルを防ぐためにも、早めの確認をお勧めします。
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